Y社の原価計算ソフト8

今日はテスト入力の段階に入りました。
というのは、大枠の骨組みができて、データのテスト入力で、システムの細部の構築に問題点がないかをテストする段階になったということになります。

テスト入力と言っても、今日現在からの実際のデータを入力していくことで、実際には試運転の開始になったわけです。
リレーショナルデータベースである桐のソフトをベースにしていることで、未完成の部分があっても構築中のソフトを使いながら不備の部分を補正していくことができるので、非常に効率的です。

ビジネスソフトの開発という仕事は、クライアントにとっては、資金もさることながら、相当の時間的負担になることは、想像以上のものであろうと察しられます。
将来の効果は充分理解していても、現実に仕事に追われる企業としては、限界もあろうかと考えれば、理想的なのは、日々の企業活動に寄り添いながら、ソフト開発が進行できればと思います。

約一週間でテスト入力の結果がでてくることでしょう。宿題にしましたから。
それを待っていよいよ核心の仕事にとりかかります。
 
 実行予算の効果的立案
 出面(でずら)の可視化
 実行予算と実績の対比と原因の分析
 今後にむけて

以上がY社の原価計算ソフトの結論になります。


さて今日はとても考えさせられたことがありました。
Y社でもアルバイトを使っておられます。
たしかに正社員とアルバイトの間には、人件費の問題でここにも格差がありました。

私達は格差と言えば、常日頃、働く側つまり給料を貰う側からみていたように思います。
これを給料を支払う側、特に小・中企業側からみてみる機会を今日は得ました。

情報産業、流通産業、サービス産業等々に比較して、イノベーションによる業績の大幅拡大ということが困難であろう建設関連産業にとって、特に小・中企業にとっては今は苦難の時代であろうと考えられます。
公共事業以外の民間の仕事の獲得努力が大きな要素であろうことは、勿論のことであります。
しかしここで公共事業について今一度考える必要があるのではないでしょうか。
公共事業は悪の根源とされた時代もあり、現在も予算は縮小されているようです。
しかしどのような基準で削減されているのでしょうか。
ただ机上の計算だけで何%カットなどとされていたのでは本当に困ったことです。
私達の国にはやり足りない公共事業も沢山あると思います。
たとえば開かずの踏切り、公園の遊び道具の整備、自転車やバイクの不法駐輪の問題、森林の整備、人も自転車も安心して通行できる道路、まだまだ一杯考えられます。

天下りや、談合などを廃したら、公共事業にもっと予算を使えるのではないでしょうか。
ダムや大型建造物ばかりに目を向けるのではない本当に必要な公共事業であれば、私達だって心から納得します。それがどういう基準でかわからないけれど縮小一辺倒であれば、特に小・中建設業者は体力を失ってしまうのではないでしょうか。

格差の問題は、一面からだけ唱えるのではなく、もっと全体から論ずる必要があると考えます。格差で苦しむのはどういう方達だろうかとよく考えてみることが大切ではないでしょうか。

                                         (つづく) 2007/05/10
[桐]でビジネスソフトを作っちゃおう教室のご案内 http://www5a.biglobe.ne.jp/~mid0ri/12633656/

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